紅葉の名所と言えば、京都。
そう答える方は、非常に多いのではないでしょうか。
京都には紅葉の名所がたくさんあります。
紅葉シーズンになると、毎年多くの観光客が京都に訪れます。
コロナと言えど、かなりの観光客が京都の紅葉を見に訪れるのではないでしょうか。
京都の紅葉を見るなら、バッチリのタイミングで見たいですよね。
そして、人の少ない隠れた名所や穴場で紅葉を見れたら最高ですよね。
そこで今回は、
2021年京都の紅葉の見頃はいつ?
京都の紅葉の隠れた名所や穴場はどこ?
それらについて解説していきたいと思います。
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2021年 京都の紅葉の見頃予想
京都では、紅葉の見頃は例年11月上旬頃から12月上旬頃となっています。
ただ、その年の気候によりますので、若干前後することもあります。

洛北
北山区の北大路通りから北側のエリアを指します。
貴船、鞍馬、比叡山あたりまでの範囲です。
比叡山などの標高の高い場所では、11月上旬くらいに見頃を迎えます。
中でも、大原は日本紅葉の名所100選の一つに選ばれています。
洛東
左京区・東山区・山科区の範囲です。
主な観光地は、銀閣寺や清水寺、平安神宮などがあります。
このエリアは非常に交通の便が多いので、多くの観光客が集まります。
紅葉は、11月中旬くらいに見頃を迎えます。
ライトアップをする寺院が多いです。
洛中
だいたい平安京の洛陽部分となります。
北大路通から南、九条通から北、千本通から東、鴨川から西の範囲で、上京区・中京区・下京区・南区の一部が含まれます。
主な観光地は、京都御所、二条城、北野天満宮などがあります。
紅葉は、11月中旬くらいに見頃を迎えます。
洛西
右京区の南部、西京区、向日市、長岡京のエリアとなります。
主な観光地は、嵐山、鈴虫寺、金閣寺などがあります。
紅葉は11月中旬くらいから見頃ですが、標高の高い所は11月上旬くらいから見頃を迎えます。
嵐山も、日本紅葉の名所100選の一つに選ばれています。
洛南
南区の九条通から南側、伏見区、山科区の一部、宇治市の一部のエリアとなります。
主な観光地は、東寺、伏見稲荷、平等院などがあります。
紅葉は、11月中旬くらいから見頃です。
京都の移動手段は何がおすすめ?
街中の移動であれば市バスがおすすめです。
バスは右往左往と走っているので、電車よりもバスの方が行きやすい場合が多々あります。
一日乗車券は、市バスだけでなく、京都バスやJR西日本バスも使えるので、幅広いエリアをカバーしています。
地下鉄も使われるのでしたら、地下鉄・バス一日券(二日券)もあります。
値段やエリアなどの詳細は、コチラから。

私は以前、京都に住んでいたことがあり、市バスの一日乗車券には本当にお世話になりました。
バスに4回乗れば元が取れるという、700円という破格の価格設定です。(2021年10月1日から一日乗車券が値上げ)
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京都の紅葉の隠れた名所や穴場はどこ?
京都の観光はどこへ行こうかと考えるとき、歴史で見聞きした場所に行きがちですよね。
そこでは、間違いなく大量の観光客と、修学旅行生に遭遇することでしょう。
せっかく紅葉を見に行くのなら、人があまりいないところでのんびり見たいですよね。
京都はどこへ行っても人が多いという印象がありますが、実は隠れた名所も意外とあります。
穴場スポットは、京都駅から離れており長時間の移動になることが多いですが、行く価値は十分あると思います。
特に寺院では、美しい庭を散策しながら紅葉を眺めることができ、非日常の時間を楽しめるのではないでしょうか。
修学院離宮(11月中旬~下旬頃)

17世紀中頃、後水尾上皇によって造営された庭園です。
上・中・下の3つの離宮からなり、借景の手法を採り入れています。
参拝には、予約が必要です。
当日予約も可能ではありますが、枠が少ないので、事前予約をおすすめします。
予約方法の詳細はコチラから。
☆修学院離宮
アクセス
叡山電鉄「修学院駅」から徒歩約20分
市バス「修学院離宮道」から徒歩約15分
*拝観には事前申し込みが必要(当日可)
法然院(11月中旬~下旬頃)

鎌倉時代初期に浄土宗を開いた法然が修行していた場所です。
朝6時から開いており、早朝の参拝におすすめです。
山門を入ると、両側に白い盛り砂で出来た砂壇があります。
これは水を表し、砂壇の間を通ることで心身の浄化を意味します。
この白い砂と紅葉のコントラストがとても美しいです。
☆法然院
アクセス
市バス「南田町」または「浄土寺」から徒歩約5分
常照寺(11月中旬~下旬頃)

天下の名妓・吉野太夫ゆかりの寺で、吉野太夫が熱心に訪れていたと言われています。
人がいてもあまり気にならない、広い境内です。
紅葉の遅めのシーズンに行くと、散り紅葉が境内に敷き詰められ、まるで赤い絨毯のような様子を楽しむこととも出来ます。
また、桜の名所としても知られています。
☆常照寺
アクセス
市バス「鷹峯源光庵前」徒歩約3分
安楽寺(11月中旬~下旬頃)

法然の弟子である住蓮と安楽が布教拠点にした場所。
落ち着いた雰囲気で、ゆったりと紅葉を見れるスポットです。
お座敷の縁側から眺める紅葉は格別です。
僧侶が、お寺の由緒を講和してくれますので、寺院の知識も深めることが出来ます。
☆安楽寺
アクセス
市バス「真如堂」または「錦林車庫前」から徒歩約15分
圓光寺 (11月中旬~下旬頃)
始まりは、徳川家康が開いた洛陽学校でしたが、明治以降には尼寺の修行道場でした。
障子を額縁に見立てた絵の様な紅葉の景色が見れる、「額縁紅葉」として有名です。
2013年に造られた、枯山水「奔龍庭(ほんりゅうてい)」も美しいです。
白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔る龍を石組で表したとされています。
☆圓光寺
アクセス
叡山電鉄「一乗寺駅」から徒歩約15分
市バス「一乗寺下り松町」から徒歩約10分
*2021年はコロナの影響により、事前予約が必要となっています。
松尾大社(11月下旬頃)

京都最古の神社として有名で、お酒の神様が祀られています。
来年の干支の巨大絵馬があるのも特徴。
紅葉の数は多くありませんが、近くの嵐山に多くの人が流れるので、落ち着いて紅葉を楽しむことができます。
☆松尾大社
アクセス
阪急電鉄「松尾大社駅」から徒歩3分
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
京都の紅葉は年によって若干ずれますが、11月中旬から下旬に行くのが良さそうです。
秋の京都は、観光客だけではなく、修学旅行生も数多く訪れる場所となります。
静かにゆったりと見るためにも、紅葉の隠れた名所や穴場は絶対押さえたいですよね。
京都は、市バスの本数が多く、紅葉の季節は遅れることも多いので、しっかりと系統番号を見て、本当に目的地に行くバスなのかを確認して乗ってください。
紅葉シーズンの素敵な京都観光をぜひとも楽しんでくださいね。
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