定期的にちゃんと風呂掃除をしているのに、なぜか出来てしまう黒ずみ。
落とせずに困っている黒ずみはありませんか。
ガンコな黒ずみになると、ナチュラル洗剤である重曹やクエン酸などを使って落とそうとしても、効果が出ないこともあります。
そんなときに使うのは、身近にあり強力な洗剤である塩素系漂白剤です。
ガンコなお風呂の黒ずみも、塩素系漂白剤があれば簡単に落とすことができます。
今回は、
落ちないお風呂のガンコな黒ずみを落とす方法は?
について解説していきます。
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落ちないお風呂のガンコな黒ずみを落とす方法
マメに掃除をしていても、なぜか出来てしまうお風呂の黒ずみですが。
ガンコな黒ずみになってくると、ナチュラル洗剤ではなかなか落ちません。
そんなときは、塩素系漂白剤を使用します。
今回使用する塩素系漂白剤は、キッチンで漂白や除菌に使うもので、ハイターやブリーチとも呼ばれています。
ところで、ハイターやブリーチの由来は知っていますか?
ハイターは、ドイツ語で 「晴れた」とか「澄んだ」という意味があります。
一方、ブリーチは、英語で「漂白」という意味があります。
そこから商品名として使われるようになりました。
ハイターもブリーチも、成分はほぼ変わりません。
うちでは、スーパーで70円くらいで売っている安いものを使用しています。

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塩素系漂白剤を使ったお風呂のガンコな黒ずみを落とす方法
塩素系漂白剤の漂白作用
塩素系漂白剤で、お風呂のガンコな黒ずみを落とすことができます。
それは、塩素系漂白剤には、非常に強力な漂白作用があるからです。
色の付いた布巾などを塩素系漂白剤で漂白すると、色が抜けてしまうのはそのためです。
知らないうちに塩素系漂白剤が飛んだか付いてしまったかで、服の色が抜けてしまったことはありませんか。
私はそれをやってしまい、何度か服をダメにしたことがあります・・・。
塩素系漂白剤を掃除で使うときは、ダメになっても良い服を着るかエプロンを付けた方がいいです。
あと、盲点なのが足です。
足元にこぼす恐れがあるので、靴下も捨ててもいいようなものを履いた方がいいです。
塩素系漂白剤の原液はかなり強力で危険ですので、用心をするに越したことはないと思います。
塩素系漂白剤でパックする
塩素系漂白剤を使った黒ずみを落とす方法は、次の手順で行います。
- 容器に、塩素系漂白剤をごく少量入れる
- キッチンペーパーを塩素系漂白剤で湿らす
- 黒ずみに貼る
つまり、塩素系漂白剤でパックをしてあげます。
塩素系漂白剤を黒ずみにそのまま付けないのは、流れてしまうのと、汚れにしっかりと付けられないからです。
容器に塩素系漂白剤を少量入れてからキッチンペーパーに付けるのは、直接キッチンペーパーに付けると、付けすぎて塩素系漂白剤が垂れる可能性があるからです。
垂れると、最悪服に付いて色が抜けるという事故が起こるので、それを極力回避したいですしね。
お風呂場の場合は、洗面器を容器として使う方も多いと思いますが、ほんの少しだけ塩素系漂白剤入れるようにしてください。
正直、手間にはなりますが、垂らして服をダメにするリスクを考えるとそちらの方が良いと思います。
1枚のキッチンペーパーに染みこませる分だけの塩素系漂白剤を、容器に毎回入れて作業することをおすすめします。
では、実際に塩素系漂白剤を使って黒ずみを取り除いていきます。
今回、黒ずみがあった部分は、排水溝の上の部分です。
影になっているので、分かりづらいかと思いますが、よく見ると黒くなっているのが見えると思います。

この黒ずみは、普段の掃除方法では全く言っていいほど落とせません。
クエン酸や重曹クレンザーなど色々試したのですが、少しも落ちないガンコな黒ずみでした。
そこで、塩素系漂白剤のパックで落とすことにしました。

黒ずみが気になる部分に塩素系漂白剤を湿らせたキッチンペーパーを貼り付け、2時間ほどパックします。
壁の溝にカビが出来てしまったので、ついでに漂白することにしました。
これも、塩素系漂白剤を湿らせたキッチンペーパーで大丈夫です。
溝にしっかりフィットさせるために、キッチンペーパーをこよりにして貼り付けます。

放置し、キッチンペーパーを外してみると、黒ずみがすっきり落とせています。
カビもほとんどなくなっていることが分かるかと思います。
わざわざカビキラーを買わなくても、安い塩素系漂白剤で十分に黒ずみやカビを落とすことは可能です。
塩素系漂白剤の注意点
塩素系漂白剤は強力で、使い方を間違えると大変危険な洗剤です。
そのため、以下の注意点を守って使用するようにしてください。
- 換気をする
- ゴーグルやマスク、炊事用手袋を使用する
- 酸素系の洗剤と混ぜない
独特なツーンとした香りがありますので、必ず換気扇を回し、窓があれば窓を開けてください。
塩素系漂白剤は強アルカリ性で、たんぱく質を溶かしてしまいます。
手に付くとヌメヌメになり、水で洗ってもヌメヌメ感がなかなか取れません。
ですので、素手で触るのは絶対に避けましょう。
また、ゴーグルやマスクもしておいた方がいいです。
吸い込むと気分が悪くなる恐れがあります。
暑いからとマスクをせずお風呂場でずっと作業をしていたら、私は気分が悪くなったことがあります。
また、酸素系の洗剤と混ざると、人体に有毒な塩素ガスが発生してしまいます。
具体的には、酸素系漂白剤やクエン酸などですね。
水でしっかりと流したつもりでも、万が一のことがありますので、同じ日に同じ場所で塩素系と酸素系の洗剤を使うことは避けましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
酸素系漂白剤にも漂白作用はありますが、ガンコな汚れに対しては一晩おく必要があったりして、手間がかかることが多いです。
一方、塩素系漂白剤は、強力な漂白作用があるので、2時間ほどあればガンコな汚れを落とすことができます。
塩素系表額剤は、使い方を間違えると大変危険な洗剤です。
必ず、注意書きをよく読んでから使用してください。
なかなか落ちないガンコな黒ずみには、塩素系漂白剤を使ってみてくださいね。
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