「時間をかけたり、手間ひまかけて掃除をしたくない・・・」
ほとんどの人が掲げる掃除の理想ではないでしょうか。
掃除は、時間をかけてしなければならないと思っている方も多いと思います。
私はどちらかというと掃除好きではありますが、さすがに毎日たくさんの時間をかけてまではしたくないです(笑)
ましてや、掃除が苦手だったり嫌いな人にとっては、ササっと済ませたいと思っていることでしょう。
そんなときに、重曹さえあればすぐにできて、簡単なキッチン掃除法3選を紹介したいと思います。
重曹を使った、10分以内で終わるお手軽掃除法
掃除はマメにしておかないと、汚れが落ちづらくなります。
けれども、毎日掃除をきっちりやるというのは、時間的にも労力的にも無理な話ですよね。
今回紹介する重曹の簡単なキッチン掃除法は、週末などにされる方も多い、家事をまとめてする日にぜひとも取り入れて欲しいことです。
どれも10分以内という短時間で終わらせられますので、気軽に取り入れられると思います。
茶渋取り
気付いたら、カップが茶色くなっている・・・。
そんな茶渋のカップでお茶などを飲んでいると、飲み物の美味しさが半減する気がしませんか?
ましてや急な客人に対し、汚らしい茶渋のカップでお茶は出せませんよね。
コーヒーやお茶でできた茶渋は、重曹を使って簡単に落とせます。
茶渋を取りたいカップに、小さじ1杯程度の重曹を入れ、沸騰させたお湯を静かに注ぎ、10分ほど放置した後、水を捨てます。
最後は、しっかり水ですすいでください。

10分ほど放置するだけで、こんなに茶渋が綺麗になりました。
小さいカップなら、重曹をスポンジに振りかけてこすれば茶渋を取ることができますが、深いカップだと、なかなかスポンジでこするのが難しいですよね。
私も、外出時は、大きめのタンブラーをいつも持ち歩いているので、洗うときはスポンジが底までちゃんと届きません。
そういうときに、この方法を使うと、簡単かつ確実にキレイに出来るので便利です。
電子レンジの掃除
電子レンジは、毎日使う家電なのに、大掃除くらいでしかちゃんと掃除をしない方も多いのではないでしょうか。
電子レンジは食品を入れる場所なので、こまめに掃除をしないと、衛生的に良くないです。
電子レンジには、食品を温めているときに出る水蒸気が原因でカビやすいんだとか・・・。
カビが食品に移ることを考えると、食中毒などが心配ですよね。
また、電子レンジはニオイも気になりますよね。
電子レンジのニオイは、食品を温めているときに、レンジ内に飛び散った食品に菌が繁殖して腐ったことにより発生します。
そこで、重曹を使えば、電子レンジのニオイと汚れが簡単に解決できます。
水200mlに大さじ1杯の重曹を耐熱容器に入れ、蓋はせずに、電子レンジで500~600Wで5分加熱します。
浅い耐熱容器だと、加熱したときに吹きこぼれるので、深めの容器に入れてください。
重曹水の蒸気が電子レンジ全体にいきわたっているので、ダスターなどで拭き上げるだけでOKです。
金具などにこびりついた汚れは、水で濡らしたメラニンスポンジを使ってこすりましょう。
ただし、ヒーター部分は割れやすいので、布で優しくふき取るようにしてください。

この掃除法は、月に1回くらいすると良いと思います。
なお、普段から電子レンジを清潔に保つために、電子レンジの使用後は、あたたかいうちに拭き掃除をしておくことをおすすめします。
電子レンジの扉を開けたときの、あの独特なニオイの原因は、ずっと食品のニオイが移ったものだと思っていたのですが、菌だと言うことを知ったときは衝撃でした。
正直、面倒なのですが、ニオイが気になったタイミングで、重曹を使った掃除をやっています。
カレーなどのニオイ取り
カレーなどのニオイがきついものをタッパーなどの容器に入れてしまうと、洗っただけでは、なかなかニオイが取れませんよね。
また、油汚れもを落とすのに、何度も食器用洗剤で洗わなければいけなかったりしますよね。
重曹を使うと、容器についたニオイや油汚れが簡単に取れます。
まずは、重曹ペーストを用意します。
重曹ペーストは、重曹2に対し、水1を入れて混ぜたものですので、使う量だけ作ります。
重曹ペーストをスポンジに取って、容器をこすり洗いしていくだけでOKです。
重曹の研磨剤としての役割もありますので、容器の溝に入り込んだ汚れも同時に落とせます。
最後は、しっかり水ですすいでください。
私は、料理を多めに作って、タッパーに小分けして保存する、タッパーのヘビーユーザーです。
なので、タッパーのニオイが残っていると、死活問題(?)ですので、確実にタッパーのニオイは取りたい人です。
カレーのニオイは強烈で、重曹ペーストを使ってこすり洗いしただけでは、タッパーのニオイを取りきれないこともしばしばあります。
そんなときは、タッパーに重曹少量入れて、熱湯を注いで溶かし冷めるまで放置してから洗うと、ガンコなニオイが取れています。
なお、カレー鍋などのニオイ取りにも、重曹が使えます。
まずは、ゴムへらなどを使って中のカレーを出来るだけ綺麗に取り除きます。
水を張った鍋に重曹を大さじ3杯ほど入れて、蓋をして沸騰させます。
弱火で10分ほど加熱した後はそのまま冷まし、ゴムへらで汚れをはがします。
最後に、鍋を洗って完了です。
ただし、アルミや銅、鉄などの鍋には重曹は使えませんので注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した3つの掃除法は、どれも10分以内で終わるので、普段のキッチン掃除に加え、プラスアルファの範囲内で出来る簡単なものだと思います。
掃除がめんどくさくて、ついついため込んでしまう方にも取り組みやすい方法ではないでしょうか。
汚れは時間が経つと落ちにくくなるものです。
特に、電子レンジに関しては、食品を入れて使うものですので、カビやニオイがある不衛生な状態にはしたくありませんよね。
普段から、使用後は拭き掃除を忘れずにしておきましょう。
大掃除で苦労しないためにも、普段から簡単に出来る掃除法を取り入れて、汚れをためこまないようにしていきましょう。
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